VWの排ガス不正問題に思うこと

ワーゲンバスの模型です

何ともものさみしい感じです。

フォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制違反で揉めに揉めています。VWといえばあのワーゲンバスで有名だったり、外車としては日本でも結構売れてるイメージがあったり、ちょっと憧れだったりしたのでショックであります。

ワーゲンバスってかわいいじゃないですか。今年のエイプリルフールにはこんなネタを仕込んだりして遊んでたのに…1,126,000円…

ディーゼル車は最近エコで省エネな車というイメージがついてきていたのに、ここにきてイメージ悪化が進んでしまうのではないでしょうか。

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排ガス規制不正の仕組みとはなんだったのか

VWの一部のディーゼル車で見つかったという不正ですが、技術的な仕組みとしてはこんな感じらしいです。ちょっと専門的だよ。

ディーゼルエンジンを稼働させると当然有害な排気ガスが出てくるわけですが、そのまま垂れ流すわけにはいかないので処理をしてあげる必要があります。VWが当時売り出していたディーゼル車では、排ガスをエンジン内に戻して酸素濃度を下げて燃焼温度を下げ、排ガスの発生を少なくするという画期的な仕組みを取り入れていました。

何を言ってるかわからない場合はウルトラなエンジンを積んでたと思ってください。

で、それはいいのですが、それを制御するプログラムにちょっと細工をしてありまして。排ガスのテストをしているな、とプログラムが感知すると(それはそれで結構ハイテクですな)ものすごい勢いで排ガス処理の装置を動かすというわけです。で、普通に走行しているときは(どうせバレないので)排ガス処理の装置をあまり動かさず、そのまんま排気してしまっていたというわけです。

なんでそんなややこしい仕組みにしたのかというのは諸説あるようです。アメリカの排ガス規制が厳しくて長距離の走行では持たないとか、上の方法では排ガスをエンジン内で処理するため燃費が悪くなってしまうのが嫌だったとか。

そんなこんなでやらかしてしまっていたのですが、天網恢恢とはよく言ったもの。ふつう排ガステストはローラー上でやるみたいなのですが、抜き打ちでしっかり路上で普通の走行中の値を測定されてしまったため、見事に発覚してしまったというわけです。

なんか、学生がカンニングで隣の人の答案を丸写しにしたら記述問題まで丸写しにしちゃってばれちゃった的な雰囲気を感じますよね。あ、私だけですか。

そして株価は暴落…

最近日本でも不正なことをして東芝が炎上していましたよね。まあ、別に狙ったわけでもないでしょうが巨大企業の不祥事発覚が増えていますが、規模は零細ながら投資をしている身としてはその後の展開も気になるものです。

当然ですけど、両者とも株価はガクンと落ちました。

自分が投資した企業が不祥事を起こすことは止められませんから(よっぽど資金がある大株主ならできるかもしれませんが)、万が一こういうことが起きた場合にはどうしたらいいのかは、考えておいた方がいいのかもしれませんね。

ステークスホルダーへの背信・その対応

企業が不祥事を起こしたりして株価が下がるのは、もう仕方ないです。ではそれを受けてどんな対応を取ればいいのでしょうか。

まあ一概にこうすればOKとは言えないですが、個人的にこれまで見てきた不祥事+株価動向で、だれに対してどんな配信行為をしたら株価がどう動いて、それに対して自分だったらこうしようかな~と思っていることを述べます。

念の為に書きますが、別にこう対処しておけば絶対に損を防げるとかそういうことではないので。あくまで、「ああこいつはこんな風に思ってるんだなぁ」程度に見てください。

株主・投資家への背信

まあこれはどんなことをしても、オーナーである株主への背信には違いないんですが。特に金融関連の報告書の偽造や決算の虚偽など、直接的に投資家へ嘘をつくような行為です。

個人的にはこれをやられると、最悪株価はもう回復しないと思ってます。

最大の理由としては、やっぱり虚偽報告なんかすると上場廃止が視野に入ってくるからではないでしょうか。どんな大きな企業であっても、マーケットに対して嘘をつくと以外にあっさり締め出されてしまいますからね。

大昔には西武なんかもそうだったようですし、近年もいろいろやらかした企業がありますよね。残念ですがさっさと売ってしまうでしょう。

消費者への背信

VWの場合はこれですかね。賞味期限が~とか、産地偽装が~とかいうのもこれです。消費者に対して嘘をついてものを売ったりした場合です。まあ嘘とまではいかなくても品質が悪かったりして、それが公になったような場合もですかね。

これも微妙なところですが、後処理次第という気がしています。

この場合は当然大きくイメージが傷つきますし、売れ行き(と利益)が悪くなればそれに連動して株価も下がっていくはずです。ただ、きちんと謝罪して対応すれば、一時的に多額の費用やバッシングを受けても再度立ち直れる場合もある、のではないでしょうか。

私なら一応様子を見て、企業が誠意ある対応をするなら(そもそもだったら最初からするなという話ではあるのですが)、ホールドです。少なくても、急落後の一時的な回復までは持ってると思います。ぐだぐだだったらサヨナラですかね。

従業員への背信

ブラック企業が~とかいうやつですね。

これは消費者には安く商品を提供し、投資家にはたくさんの利益をもたらしてくれるので基本的に早々株価は下がらないです。

ただし、従業員が疲弊したりしてくると当然それは消費者にも伝わります。活気がなくなり、サービスも低下してきたりします。いわゆる安かろう悪かろう、という雰囲気になってくるわけです。

大体、ブラック企業なんて世間的にいいイメージにはなりませんから、今はよくても徐々に悪評が広まって消費者が遠ざかっていきます。まあその理由としては、消費者の大半はどこかの従業員であり、自分だって嫌なのは容易に想像ができますからね。
経営者からするといろいろな考えがあるのもわかりますが、ブラックだと思われること自体が今の世の中ではタブーになっていますからね。

投資家としては即売る必要はないのかもしれませんが、きちんと対処する気がなさそうなら様子を見て処分していくでしょうかね。

企業のガバナンスも投資判断材料にすべきかな?

基本的に何か不祥事を起こす会社はガバナンスに欠点がある(その後ちゃんと是正してくれれば「あった」)ということでしょう。

まあ私ごとき零細投資家が投資をするかしないかは対して影響がないのかもしれませんが、そういった面もしっかり見て投資をしたほうがいいんでしょうね。

ちなみに、何かニュースがあって急落した直後に売るとすぐリバウンドすることが非常に多い気がするので、せめて一呼吸して、それから判断してもいいのではないでしょうか。

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